昨晩は、ももクロの2018年最初のライブであり、なおかつ緑担当である有安杏果の卒業ライブでもある「ももいろクローバーZ 2018 OPENING 〜新しい青空へ〜 」の、ライブビューイングに参戦してきました。一晩明けてみて、思うところがあったので、忘れないように書き留めておきたいと思います。私は杏果推しですが、こういう考え方もあるのかと、そして緑ロスになり落ち込んでいる誰かに、見ていただけたら嬉しいです。
行くまでの経緯
ええええええええええええええ!?!?!??!?!?!?!?https://t.co/R8f1arU3ZB
— ざわ@北の国から (@tkzwy) 2018年1月15日
ももかに、ありがとうとお疲れさまを伝えたいな。5人そろった笑顔を、もう一度見たい。目に焼き付けたい。どうか当たりますように #ももクロ #有安杏果 #大好き pic.twitter.com/BPJRfqnrRB
— ざわ@北の国から (@tkzwy) 2018年1月15日
ああああああああ〜〜〜!!!!神様仏様桃神様〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!みんなに会えるよ〜〜!!!!!北海道からでひょひょいと馳せ参じます #ももクロ #新しい青空へ pic.twitter.com/SFOigMuVBv
— ざわ@北の国から (@tkzwy) 2018年1月20日
ライブの感想:やっぱり最高だった
杏果の歌、ダンスの魅力、素晴らしさなどが、身に染みてわかるセットリストでした。5人で歌う最後のZ伝説、ももかがももクロに加入してはじめて出した曲、未来へススメ!にはグッときたし、ももか曲と言われているようなwords of the mindやゴリラパンチも、もちろん良かった。
特に、白い風、灰とダイヤモンドでの杏果の「きばり」は、澄み渡った広い大空を突き抜けていくようで、震えと涙とが止まらなかった。本当に。ずっと泣いてた。控えめに言って、最高に楽しくて、最高に美しくて、最高に良かったと思う。
「ももクロとしての2018年openingライブ」と銘打ってはいたものの、やはり有安杏果の卒業ライブなんだよなあと、聴きながら痛感していました。個人的には、コノウタや、ももクロのニッポン万歳なども聴きたかったけれど、それでも、時間の制約がある中で、良い曲とパフォーマンスをしっかり披露してくれたももクロちゃんたちには、感謝感謝です。
本当はここで杏果ちゃんの魅力について10000字くらい語りたいところですが、それはまたどこかの機会で。
モノクロデッサンのアウトロ。みんな可愛かったな
卒業発表〜セレモニーの感想
「10周年は5人で迎えたかった」メンバーの気持ち、そしてファンの気持ち
卒業発表してから、ももクロちゃんたちがいろいろなメディアでその「理由」と「今後の対応」を話している姿を見聞きしていたけれど、結局、どのメディアでも「普通の女の子になりたい」という杏果の意思と、「それを応援する」という4人の姿勢、以外の情報がほとんど得られなかったので、ちょっと寂しく思っていました。
私たちモノノフのうち、多くの人は「この5人のももクロ」がとてもとても大好きで、大切で、心の支えで、だからこそ、ずっとこの先もその成長を見届けたくて応援してきたはずなのに、誰1人として欠けて欲しくなんかなかったはずなのに、そして多分、その思いは本人たちが1番強く抱いているはずなのに。そう信じてきたのに、どうして、5人のうち、誰もそこに触れてくれないんだろうって、ずっとモヤモヤしていた。
「卒業したい」「オッケーわかった」なんていう、軽いやりとりで済ませられるほど希薄な関係ではないはずだと、今までそう思って5人のことを応援してきたけど、もしかしたらこの気持ちは、ファンが勝手に願っていた幻想、妄想でしかなかったのか・・・?と、悲しくなってしまう夜もありました。
もちろん、本来アイドルなどのような人たちは、私たちに夢や希望を与えてくれる、日常を豊かに彩ってくれる存在として「お仕事」をしてくれているわけなので、そこが本音であろうがなかろうが、話そうが話さないが、それは当人たちの自由で、我々がとやかく言っていい、ましてや誰かを責めていい権利など、無いわけなんだけども。それはわきまえているんだけれども。でも、本当のところでは、みんなどう思っていたんだろう?というのが、この1週間、ずっとずっと気になっていた。
でも、昨日のかなこちゃん、そして当事者である杏果ちゃんの
「本当は、10周年は5人で迎えたかった」
という声を聞いて、私は、やっと、気持ちが救われた気がしました。
なぜなら、かなこちゃんが、残る4人の気持ち、そしてファンであるモノノフの気持ちを、杏果ちゃんに伝えてくれた気がしたから。そして、杏果ちゃんも、それを願っていたらしいことがわかったから。
たしかに杏果ちゃんは、せっかくみんなが卒業に対して納得しかけたところで、「本当は私も5人で10年できると思ってた」「でも4人のためにはこうするしかなかった」という極めて難解な爆弾を投下し、「じゃあ、願っていたのにどうして?」という新たな疑問、そして「どうにかならなかったのかな・・・」というモヤモヤを、メンバーやファンのみんなの心に植え付けてしまったかも知れない。実際に私はそれに関してモヤモヤしていて、だからこうやってブログを書いてしまっている。
でも。今まで「普通の女の子になりたい」「ゆっくり過ごしてみたい」という一点張りで、ここまで貫いてきた彼女が、最後の最後で、私たちモノノフ、特に今まで杏果ちゃんのことを推してきた私たちが聴きたかった、言って欲しいと願っていた、「5人で」という気持ちが、私たちの幻想、妄想じゃなくて、彼女の中にもしっかりと存在していたこと、その本音のようなものが垣間見れたということが、何だかとても嬉しかったし、安心してしまったのです。こういう言葉は、杏果ちゃんが今までの「アイドルとしての活動」を肯定していたからこそ、「5人でいたかった」という気持ちだったからこそ、出てきたのだと思ったから。。
それを、最後の最後でみんなに向かって吐露できたことは、杏果ちゃんにとって、あるいは緑推しにとっては、救いだったのではないかなと思います。
少なくとも、私は救われた。
まあでも、その発言自体は、言葉が断片的and意味深すぎてみんな「んんん???」ってなってたし、他のメンバーは困った表情を浮かべていたけどね。笑
緑色に染まる本公演会場。LV会場もキレイな緑色だったんだよ
大人に成長してしまったももクロ
あかりんが脱退した時は、みんなでピーピー泣きながら、お互いに本音をぶつけ合うことで、自分たちもファンたちも気持ちを消化していたように見えていた私からすると、今回はそれが十分にできていないんじゃないかなという気がして、とても不安になります。
あの頃はまだ学生で、青春真っ只中だった彼女たちも、今ではもうみんな成人してて。
大人という立場になると、言いたいことと、言いたくないこと、言ってはいけないこと、そういうことの狭間に置かれがちじゃないですか。彼女たちはもう、ずっとももクロをやってきて、自分の発言が世の中やファンに与えるインパクトの大きさも十分に理解できてるはずで、アイドルとしてどのように立ち振る舞うべきかも、学んできたはずで。
その中で、大切に思っていたメンバーから、強い意思を聞かされ、それを否定してしまうようなワガママを言えるほど、もう子供にはなれない。大切に思うからこそ尊重したいけど、かといって簡単に割り切れるほど大人にもなりきてれていない。そういう感じがすごくして、時折見せるみんなの悲しそうな目が、とてもとても痛々しかった。うろ覚えだけど、ももかへ送った歌の中で、しおりんが「どうすればよかったんだろうね」とも歌っていて、なんだか苦しい気持ちにもなりました。
せめて5人の中で、またそれを見守り、導いていく川上さんや古谷さんを含めたももクロチームの中で、5人それぞれが、5人それぞれの気持ちを、強がって述べた表面上の言葉だけではなく、ちゃんと納得、消化できて、心から前向きになれる日が、できるだけ早めに来るといんだけどな、と、願うばかりです。
我々にできることは、これまでも、これからも「信じて、受けとめる」だけ
最後の最後まで伏せられてしまった、杏果ちゃんが(不本意ながら?)電撃卒業に至ってしまった経緯については、おそらく、話題にできない(したくない)などといった理由があるのだろう。そこにはひょっとして誰かの何かの思惑が絡んでいるんじゃないかな?とか邪推してしまう。けど、我々が何を考え何を思ったとしても、今後その理由がファンの前で明るみになる日は、おそらく来ないだろう。もちろんモヤモヤは残るし、消化不良ではあるけれども、「これ以上のことは言わない」という判断した、彼女たちを尊重したいなあと、個人的には思っています。もちろん、教えてくれるなら、知りたいけどね。
でも、勘違いしてはいけないのは、
杏果ちゃんが「普通の女の子になりたい」し「もっと成長したい」という願いを持っていたことも、「5人で10周年を迎えたかった」けど「4人のためにこうするしかなかった」と考えて決断したことも、「ももクロが嫌になったわけじゃない」し「メンバーやファンのみんなに感謝してる」ことも、8年間のアイドル生活に「後悔はない」と言っていることも、きっと本当で、
4人が「やめて欲しくなった」し、卒業してしまうのが「さみしい」、願わくば「10周年は5人で迎えたかった」ということも、一方で「杏果の幸せを応援したい」のも、杏果に告げたそれぞれの「ありがとう」の気持ちも、きっと本当で、全部本物ってことなんじゃないかなと。思うんですよね。
そのおのおのの気持ちを聞かされているこちら(ファン)としては、そりゃあ複雑だし、もっと良い方法はなかったのかとか、やっぱり考えてしまうし、切ないことこの上ないのですが、、、けど、ただのファンでしかない私たちは、残念ながらそこの間を橋渡しすることなんて到底できない。ももクロとしてどう活動していくかは、全ては彼女達が考え、彼女達が選択することなのだから。
良くも悪くも、私たちには、彼女たちが発してくれた言葉をただ信じて、ただそれを受け止めること、そして、愛を叫びながら、ペンライトを振ることしかできない。これまでも、そしてこれからも。
いままで本当にありがとう。大好きです
だからどうか、それぞれの幸せに向けて、後ろを振り向かず、未来へ進んでいってほしいなって、私は思います。
これからのももクロ〜さあどうする?!緑押し諸君〜
杏果ちゃんが退場していく後ろ姿を見て、会場中のみんなが「あーーーーーーーーーああああああ行ってしまったよおおおおおおお」と悲しみ、しんみりとした空気を切り裂くかのように、突如として現れた松崎しげる氏。「愛のメモリー」にのせた彼の告知によって、ももいろクローバー結成10周年を記念して、5月23日、ついに東京ドームでライブをすることが決定した。10周年を迎えられるなんて本当におめでたいことだし、あかりんや杏果にはたどり着くことができなかった、ももクロにとっての大きな通過点を、私がこの目で見届けたい!という気持ちは、もちろんある。
けど。そうなんだけど、である。
私はもちろん、4人になってしまったとしても、ももクロちゃんたちのこと応援してるし、これからもそれは変わらないとは思っている。でも、推しである杏果ちゃんを失った私としては、なかなか気持ちのやり場がみつからないのだ。少なくとも、自分が怪盗少女で3以外のタイミングでジャンプしてたり、緑以外のペンライトを振ったりすること、今の状態では、全くと言っていいほど、想像できない。かといって、4人の目の前で、今までのように全身緑色に武装し、緑のペンライトを振るのは、たとえ彼女達が容認してくれたとしても、なかなか申し訳ない気持ちになってしまう。
緑推しのみなさん、さて、これからどうしましょうね。
身の回りに緑推しの方がいないので、気持ちを教えてもらえたら嬉しいですね。
以上がライブの感想でした!
1月21日。機内から見た青空は、清く澄み渡っていました。
杏果ちゃん、今まで本当にありがとう!お疲れ様でした。ゆっくり休んでね。
そして、かなこちゃん、しおりん、あーりん、れにちゃん、これからも応援してるよ!
またね!
(トピック「有安杏果」について書きました)