箸はともかく棒にはひっかかりたい

とある大学教員によるいろいろなメモ書き

調査航海終了!

みなさまお久しぶりです!

本日、無事に研究調査を終え、日本列島に上陸することができました!

 

つい数日前まで延長されるかと思われていた調査ですが、諸事情により予定通りくらいの日程で帰ってこられました。はやく陸に戻れて嬉しいような、もっと乗って勉強していたかったので残念なような。。

しかしながら、何はともあれ無事に帰ってこられたのでよかったです!

 

そして本来ならばこの後数日間は、お船の艤装解除とかミーティングとか慰労会とかあったんだと思いますが、ちょっと急ぎの野暮用があったのでリッチに飛行機と新幹線を駆使して実家に帰ってきました!

 

ただ、帰り際はとてもバタバタしてしまったために、お世話になったサイエンスチームをはじめ、エンジニアチーム、クルーのみなさんにちゃんとお別れの挨拶とありがとうの感謝をを言えなかったのが唯一の心残りです。

ちゃんと伝えたかったなあ。

 

***

この1ヶ月で、私は本当にたくさんのことを見て、知って、学んできました。 

夏休みに入る前に、私は「8、9月の2ヶ月間は私の人生の転機になる気がする」と思っていたのですが、今回の調査はまさしくそれに値する日々だったと思います。

ここに書きたいことは山のようにあって、伝えたいことは泉のように湧き出てくるのですが、残念ながら今はあまり詳しいことが書けませんし、みなさんに伝えにいくための時間もありません(特に調査内容についてはオフレコとのことです)。

 

でも今確実に言えるのは、この1ヶ月間で得られた何よりの収穫は、

共通言語は、あの私の大の苦手な「英語」で、調査は初めて知ることばかりで、サンプリングでは常に自分の行動に責任が発生するという、今までの大学生活とは異なる、言わば「極限の環境」に身を置いたことで、ちゃんと自分と向き合う機会を持てたこと、また向き合う勇気を持てたこと

それから特に、声を大にして主張したいのは、今後も励ましあって頑張っていきたいと思える、大切な友人に出会えたことだと思います。

 

最初は、どうして1ヶ月間も研究で拘束されなければいけないのかと、調査に参加することに対して不満を抱いた日々もありました。

でも、今回私が得たものは、参加する前に自分で想像していたものよりも、ずっと大きくて、濃密で、有意義なものでした。

 

このような貴重な機会に、サイエンスチームの一員として調査に参加することができて、関係者の皆様には、心からの感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました!!!

 

10月は、少しばかり忙しい日々が続きそうです。 

落ち着いたら、どうか私の話に付き合ってあげて下さい。

あの人には一体どんな話をしようか!と、今からワクワクしているのです!

学んだこと、伝えたいこと、話したいこと、聞いてほしいこと、たくさん、本当にたくさんあるのです!

 

そんなわけで、生存確認&調査終了のお知らせでした!