箸はともかく棒にはひっかかりたい

とある大学教員によるいろいろなメモ書き

インカレを振り返ってみた

こんにちは!前回・前々回の記事では、第2回サイエンス・インカレに参加したときのレポをしました!

 

tkzwy.hateblo.jp 

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その中で、学んだこと、考えたことがたくさんあったので、まとめてみます!全部で3つあります!

 

1、やっぱり「研究ってサービス業だ」

インカレでいくつかの発表を見させていただきましたが、わかりやすい発表に共通していたのは、やはり、相手の目線に立った(配慮が行き届いている、痒いところに手が届くような)発表ができているかどうか?ということだと思います。

周到な準備をするために費やした時間や努力は相当なものなのだろうとは思いますが、ある物事を人に「伝える」ためには、その手間を惜しまないことが大切なんだろうなと思います。

それによって聞き手の理解度も全然変わってくるような気がするのです!

自己満足の発表は何も伝わらないですし、正直やる意味がないと思います。だから私はしたくありません。

なので、今後も何か発表をする時は、できる限りの準備をしてから臨もうと思います!

 

そのためには早め早めに行動する必要がありますね。

行動の遅い私にとっては今後の課題です笑

 

2、「結局はプレゼン力だ」ということ

限られた時間で、正確な情報を確実に伝えるためには、やっぱりそれなりの準備が必要だと思うのです。そして、それに加えてもっと大切なのが「プレゼンテーション力」だと私は思いました。

どんなにおもしろくて、社会的に必要とされる研究をしていても、やっぱり自分の研究を売り込む技術が足らなかったら、聞き手には絶対に伝わらないと思うんですよね。

そして、研究に関するプレゼン技術を身につけるには「実践」で学ぶしかないと。その為には、研究室の先輩にも言われましたが「場数」というのもとっても重要なんだと思います。

 

だから、1年生や2年生で、インカレに出られた人、とっても羨ましいです。そんな早いうちから、こういう刺激的なイベントに出られるのですから。彼らは学部生の間に、まだまだ成長できます。

まあ私も、これからもっと場数踏む予定ですけどね!!

ゆうて負けませんよ!!成長します! 

 

それから、研究内容ももちろんですが、「自分を売り込む」という意味では、自分をプレゼンテーションする力も必要になってくると思います。これは≒社交性といったところかも知れませんが…

去年までの私は、学会やWS、研究発表会に参加しても、懇親会などで、自分から話しかけることができませんでした。それは、自分がB3という立場で、本格的に研究をしていなかった引け目みたいなのもあったのかもしれません。が!!!

 

今思えば、なんてもったいないことをしたんだ!と、思います。 

自分より優れている(:職業として研究をしていらっしゃる)人がたくさんいて、見習うべきものをたくさん持っている人ばっかりで、論文で見たことある!みたいな先生がたくさんいた状況で、

そういう人と仲良くなれる、お話を聞ける、お近づきになれるかもしれない、すごく刺激的な環境にいたのにも関わらず、自分から話しかけなかったなんて!!

チャンスを見送っていたのと同じです。本当に勿体なかったと思います。

  

その一方で、今年のインカレでは、私は人に話しかけたくてたまりませんでした。話したくて話したくて、ずっとそわそわしてました笑 

それは、去年も出ていたということで気持ち的に余裕があったからかもしれませんし、去年に比べたら、研究をそれなりにやってきたという自信があったからかもしれません。

はっきりとはわかりませんが、でも、そのおかげで、そうだったからこそ、今年仲良くなれた人がたくさんいます。

素直に、尊敬できる人たちばかりです。

 

そういう友人を自分の周りに増やすことは、自分が成長するためにもすごくいいことだと思います^^

モチベーションもあがるし、私も頑張ろうっていう気持ちになれます!

 

なのでこれからも積極的に、いろんな人と交流していきたいです!o(^-^)o

 

インカレでできたお友達とも、もっと親交を深めていけたらなと思います!

みなさんよろしくお願いしますね!

 

ていうか、他分野の友達ができるなんて、インカレだからこそですよね!

普通の学会に出ていただけでは考えられない状況です。

 

こういう機会を与えて下さったことに感謝しなくてはなりません。

企画・運営のみなさん、本当にありがとうございましたm(_ _)m

 

 

そして、最後に

3、科学っておもしろい!

インカレでは、とても膨大な数の自主研究の成果が発表されていましたが、とりわけ目を惹くものは、やはりどれも独創性のある研究ばかりでした。

そんな中、私は発表者の研究を始める「きっかけ」=目の付け所に終始感動していました!

「そんなところに疑問を持つのか!!」

というものがたくさんあって、見ていてすごくワクワクしました。

 

きっと科学ってそもそもこういうものなんだろうなと感じました。

「知りたい」っていう気持ちの持つ力って、大きいですね。

 

そういうものが原動力となって、科学が日々進歩していくんですもんね。

 

サイエンスってやっぱりおもしろいなあ!

 

そんなことを改めて考えさせられた2日間でした◎

 

私は来年度から大学院に進学し、修士学生としてサイエンスをかじることになるわけなのですが、

研究してて辛くなった時は、この

「サイエンスっておもしろい!楽しい!」

 という気持ちが、自分を支えてくれるような気がします。

 

この気持ちは10年近く前から変わらずに私の中にあるものです。

この「初心」を忘れることなく、今後もバリバリと研究活動に励んでいきたいと思います!

 

これからもよろしくお願いします!

 

と、いうわけで!またまた長文になってしまいましたが笑、これにてインカレの感想を終わりにしたいと思います!

 

驚異の3部作ですよ!笑

最後まで読んでくださってありがとうございました!!