箸はともかく棒にはひっかかりたい

とある大学教員によるいろいろなメモ書き

【自戒】退院しました(健康について、思うこと)

こんちゃす!みなさまが、巷でよく言うGWを「これでもか」というほど満喫し、そしてそれによって各種SNSが一年で一度の大賑わいをみせている間に、

私は、いつの間にか入院し、手術を終え、そして昨日、入院20日目にして、無事に退院することができましたーーーー!!!

 

うおーーーーー!!!!

 

みなさま、大変お騒がせしました。。

入院中はPCを開く余裕もありませんでした。時間的にも、精神的にも(長い文章を作る気には到底なれなかった・・・)。ほんとうは、入院中に、せめてもの奮闘の証として、今後同じ怪我をしてしまった誰かの為に、状態などいろいろ書き綴る予定だったのですが、、、なかなかできませんでしたね。入院生活甘く見すぎていました。

 

***

今回怪我をしてみて、思うことが2つありました。 

 

1、退院できて万々歳!かと思いきや、実はそうでもない

退院って嬉しいものかと思ってたんですが、そうでもなかったです。

正直なところ、かなり不安があります。。

 

日常生活は、どうやら障害だらけのようです。

今は松葉杖で行動していますが、元気な時なら特に気にかけたことのない動作も、こうなってしまうとなかなかできません(一番は「手で持って運ぶ」という動作ができないことです。これが結構面倒なのです)。

段差も傾斜もないバリアフリーで、ご飯も掃除もしてもらえる、至れり尽くせりの病院とは訳が違いますね。。

リハビリも、基本的には自分一人だし、いつも誰かが見守ってくれるわけではないです。というかまず、私一人暮らしなので、自力で病院に通わなくてはなりません。わかってたけど、思ったより億劫です。笑

たとえ杖を使ってても、動きすぎると、すぐ熱を持って、腫れるし、痛みそうだし。。

 

これらは、地味ぃ~に日常的にかかり続ける、嫌なタイプのストレスになりそうな予感がします。

これがあと数か月続くかと思うと、先が思いやられるよ・・・!!!

 

復活の為に、リハビリなどがんばります。

信頼できるPTさんにも出会えたので、通院もがんばります!

若いからなのか、徹底的にしごかれていますが。笑

 

みなさん、もし私が道端でよろけてたら助けてください笑

 

 

2、体調・健康管理は大人としての責任

今回怪我をしたことで、通院や入院などで自分の持ち得る時間の多くが奪われ、いろいろな予定を、調整したり、断ったりと、対応に追われました。それによって、本当にたくさんの方にご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。。

 

ふと、考えてみるに、

多分小学生とかの頃に、風邪を引こうが、骨折しようが、それで学校を休もうが、それで、特に誰にも迷惑をかけたりはしませんでした(看病してくれる家族や、プリントを届けてくれる友達などには迷惑をかけていたかも知れません)。

でも、大人になると、きっとそうもいきません。

私が思うに、大人と子供の違いは、日々の活動に「責任」が伴うところ、だと思うのです。

大人になればなるほど、所属する、関わりを持つコミュニティが増えていって、それぞれの場所で、みんながそれぞれの役割を持って、何らかの仕事を、責任もっておこなうようになります。

その結果として、限られた人生の中で、自分の持ち時間の多くを、そのコミュニティの為に使うことになったりします。

 

ところが、怪我をしたり、体調を崩したりすると、限りある自分の持ち時間は、必然的にそれらを回復させるために費やさねばならなくなり、

そのコミュニティに捧げる時間が減ることで、その結果「果たすべき役割や責任を果たせない」という現象が発生します。

これはとっても悲しいことです。

 

「ここだけは譲れない、どうしても頑張らなきゃいけない日」

というものがきっと誰にでもあって、

「その日」は、もしかしたら予定としてあらかじめ決まっているかもしれないし、またふと現れるかもしれないし、一体いつ訪れるのかということは、明確にはわかりません。

 

でも、もし大切な「その日」に、自分が思うように動けなかったら、働けなかったら、責任を果たせなかったら、どんな気持ちになるでしょうか。

きっと、すごく、すごく、悔しいですよ。

それでも、体調を崩したのは自分の責任ですから、自分が辛いのは、仕方ありませんよね。

 

でも、下手をしたら、他人の信頼を失いかねません。

大人の世界では「体調不良なら、仕方ない」なんて、絶対に通用しないですよね。意味するところは理解していただけると思いますが「信頼」は、一度失ったらなかなか取り返せないモノとしても有名です。ひととのかかわり合いの中で生きていかなくてはならない私たちにとって「信頼」はとても大切なものです。

 

そしてそれは、会社の中などに限ったはなしではありません。

子供の運動会に風邪をひいて参加できなくなったとーちゃんは、きっと少なからず子供から「なんでこのタイミングで風邪なんかひくんだよおお!」と恨まれたりします。

奥さんに「どうして今日に限って、ほんと頼りにならないわねえ」なんて、言われたくはありませんよね。

ここは元気に、子供の運動会、一緒に参加してあげたいですよね。

 

・・・あれ、何の話だっけ。笑

 

今回の私の怪我は、思うに、もしかしたら自分で予防できていたかもしれない、と思います。

ゆえに後悔もあります。もっと準備運動していれば、、、とか、実力に合ったコースを選んでいれば、、、などと考えます。でもそれをしていたら果たして怪我をしなかったのかどうかなんてことは、今更考えてもわかりません。転ばなかったかもしれないし、やっぱり転んでたかもしれないし。もしかしたら崖から落ちて複雑骨折してたり、ひょっとしたら頭打って死んでいたかもしれません。

転んだのも助かったのも偶然で、たまたま靭帯が切れたくらいで済んだので、私は代償がこれで済んで本当によかった、という風に思っています。本当です。

 

しかしながら「自分がこの後転ぶかどうか」なんてことは、なかなか予測できません。

でも「体調・健康」に関しては、自分の知り得る範囲でもある程度管理することができますよね!!

 

例えば、「最近あんまり寝てないなあ」「寝てるのに疲れが取れないなあ」「食欲がないなあ」と思ったら、大体は危険だと思います。

不摂生は本当に身体に毒です。気づかないところでじわじわと何かを蝕まれていると思うので、少しでもそう思ったらこまめに休むべきだと思います。「若さ」でカバーできなくなった途端、一気に症状に現れてくると思います。

 

「でも私はこれをやらなきゃいけないの・・・!」

と奮い立たせることも大事ですが、自分のキャパシティを超えて、健康な身体を代償にまでしてやるべきではないような気がします(まずキャパシティを理解できていない人は問題外だと思います、、私も最近になって把握できるようになってきた人間なので他人のこと言えませんけど汗)。

けじめをつけて、少しでも休むことが大切だと思います。

 

「どうしても無理をしなきゃいけない日っていうものもあるじゃないか!」

という人は、そうなのです、ごもっともですが、少なくとも「その日」までは健康に、体調を万全にしておく必要があると思います。そこが疎かになっていると、良いパフォーマンスというものはなかなかできないと思います。

 

以上のことを含めた上で、体調や健康の管理ができてこそ、真の大人であると思うし、それが大人としての責任でもあるんじゃないかな、ということを、入院中に考えました。自己管理ができている人間は信頼できるし、なんせ良い仕事しそうですよね!!

私もそういう人間になろう、と、今回心から思いました。

健康でいられることって、本当にかけがえのない大切なものですよ。

まあ、失ってみないと気づかないらしいですけどね~笑

 

以上です。

 

この投稿は半分以上戒めとして書きました。

あとの半分は、頑張りすぎて疲れ気味の「あなた」に捧げます。

 

とりあえず私はリハビリがんばります!

みなさんも不慮の怪我や病気には気を付けてくださいね!!!

 

それではまた!!!