箸はともかく棒にはひっかかりたい

とある大学教員によるいろいろなメモ書き

行く2022年と来る2023年の話

ざわこです。今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

2022年の振り返り

【重要】大切なお知らせがあります

報告が遅くなり大変申し訳ありませんが、当方、無期雇用の教員になることができました。どのタイミングで皆様にご報告すべきか、悩みに悩んだ結果、大分遅くなってしまいました。自分の中で言う決心がつかなかったのかもしれません。自信がなかったのかもしれません。気にかけてくださっていた方々に、改めて御礼申し上げます。温かい言葉をかけてくださり本当にありがとうございます。まだ30数年しか生きていませんが、本当に人とのご縁と運に恵まれている人生だと思います。自立かつ自律した人間として、時に誰かと助け合いながら充実した日々を過ごしたいものです。

 

【発見】帰属意識は仕事に対する責任感を高める

無期雇用になったことによって、私自身に何か大きな変化があったのか?と言われると、業務上の大きな変化は今のところ少ないです今成すべきことを成せという事実は変わりません。(一応学生を指導できるようにはなりましたが、問い合わせは1件も来ておりません)。

しかし「周囲の期待」は、勝手に、猛烈に上がるということがわかりました。これくらいやって当然でしょうと勝手に期待されて、当該人物にとっての想定通りの動きをできなかった時に、勝手に失望されたりします。一方で、当該人物の「期待以上の動き」をできたりすると、突然評価されることもあります。

随分勝手なものだなと思いますが、あえて総括するならば、誰かの期待に応えたいなどという気持ちで仕事をしていたら、振り回されて疲れるだけなので、そういうモチベーションで仕事をしたらアカンという感じですかね。「己のやりたいことは何か」を、常に見直し続ける必要がありそうです。

ただこんなことを言いつつも、思いがけなかった変化もありました。それは「帰属意識」というものが、かなり強くなりました。今までもそれなりに、自分に与えられた課題に対しては責任を持って取り組もうとは思っていたものの、何故だかそういう「今の環境を良くしたい」という、自分の特性の1つでもある「回復思考」の発現頻度が、驚くほど増すようになりました。

 

【呪詛】ファッキン理不尽★死○んじまえ

おっと、治安が悪くてすみません。とある記事でも取り上げたように、理不尽に対する嫌悪感が爆裂に増しました。これは、仕事の中で意思決定に加われるようになった反動と言えるかもしれません。あるいは、実際に困っている人を目の当たりにしてしまったからかも知れません。またプライベートにおいても、私は今、他人の家庭問題の巻き込み事故を食らっている状況なのですが、いろいろまるっと総括すると「自分の人生の責任を他人になすりつけるような人間には死んでもなりたくない」と感じた1年でした。

2022年は本厄。2023年も後厄だけでなく裏鬼門です。というわけで今年は、日本全国の縁切り神社行脚をしようかな〜♪と思っていたのですが、新年に引いたお神籤によると「困った時ばかり神頼みするな」と戒められたので、信心深く前を向いて堂々と生きようと思います。笑

 

【休閑話題】2022年ハイライト

1月:急性胃腸炎で救急搬送される(死ぬかと思った)
2月:記憶がない
3月:推し(※実在)とライブ参戦。天国・・・
4月新年度始まる。
5月:幼なじみの結婚式x2、および誕生日。ライフステージの変化を感じるなど。
6月:フィールドワーク。反省点が見つかりすぎた。そして運命の石に出会い物欲が喪失。
7月:友人たちが遊びに来てくれてhappy。
8月:国際シンポジウム 開催。時差がある環境下での開催はかなり、とても、しんどかった。ちなみにボスは話しすぎて疲れすぎて初日から最終日にかけて10歳くらい老けて見えたし声が出なくなっててウケました(笑えない)
9月:記憶がない
10月:失恋。私は君の幸せを願うよ・・・
11月人生2度目のプレキャンをした。微笑ましい素敵な話がたくさん聞けて楽しかった。
12月:メンタルが死ぬなどして人生で初めて人を呪った。

〜まとめ〜
ももクロちゃんに会えた回数:4回

最高だったな…(しみじみ)

 

2023年の抱負

2022年はぬるっと始まってぬるっと終わっていってしまった感じがします。そして2023年もぬるっと始まった気がします。でもこの感覚はどうやら私だけのものではなく、私以外にも共通して感じていらっしゃる方も多いようです。興味深いですねえ、何が私たちをそう思わせているのでしょうか。やはり季節ごとのイベントを楽しめていないからなのでしょうか。

そんなわけで、今年の抱負(目標)を考えてみましたので、報告させていただきます。

 

【仕事】リスクを理解し十分な対策をした上で、研究活動に課されていた制限を少しずつ減らしていく

もっと直接的に言うならば、学会・シンポジウム等に積極的に赴いて、直接顔を合わせてしっかり研究の議論をしたいという気持ちがより一層強くなりました。それは自分たちでオンライン国際シンポジウムを主催したからこそ湧き出た衝動なのかも知れません。特に

  • 自分たちがホストすると「運営すること」自体にかなりのリソースを割かなくてはならず、肝心の議論に集中できない(開催日には既に披露困憊。少なくとも私には議論に集中するための体力が残っていなかった。開催後も「上手く終わってよかった」という感情ばかりで、サイエンスを楽しめた感覚が湧きにくい)。
  • かといって他の人にその役を担って欲しいと言われるとそうは思わない。となると、きちんと議論に集中するためには、「運営者」としてではなく、科学者皆が「参加者」として各地へ赴くことこそが、サイエンスを進めるという点では最も効率的であると考えられる(ような気がする)。

となると、やはり国内はもちろん他国に赴くことも考えなくてはならない。運が良いのか悪いのか私は未だに新型コロナウイルスに感染してはいないが、どこかへ「移動」する頻度が増えれば増えるほど感染リスクが増大することは自明である。そのようなリスクに対して、どのように行動することが、組織として「正しい」のか?個人として「正しい」のか?と聞かれると、私は明確な答えを持っていない。そうであるならば、だからこそ、私個人としては、自分の頭で、リスクとリターンをきちんと考えた上で行動したいというのが今年の願いである。

今までの時点での仕事をある程度形にしたい2023(仕事守をお迎えしました)

 

【生活】衝動に駆られず、堅実に生き、将来に備える

貯蓄や投資・病への備え

これは無期雇用になったことで将来設計が立てやすくなったため、考え始めることにしました。実際に考えているうちに「意外と面倒臭いな」と思ったのが「ライフイベントに伴って収入が減ったときに、契約しているお金たちを全部きちんと払えるんか?」という点です。産休育休などの期間はフルでお給料を戴けるわけではないため、そういうことを踏まえながら計画を立てる必要があるわけで・・・しかも、一度契約の中で金額を減らすと、それを再度復活させることは難しく、新しく契約を追加し直さねばならないのである。まあ今相手がいるわけじゃないのですが、人生何が起きるかわからないから、考えておいて損は無いはずです。

私が今探しているのは、過剰な浪費を防ぐための単なる積立貯金(利を得ることは別に目的にない)ので、何か良きものがないかな〜と目下検討中です。いいものが見つかったら契約できたらいいなというのが目標かな。

 

引越をする、なぜならば保護猫を迎え入れるため

堅実に生きようと決意した大きな理由の1つが「ペット飼育可能な物件への引越費用の捻出」および「ねこチャンの生活費・保険料・医療費および出張時のホテル代等の確保」である。お猫さまを迎え入れたい理由は「一緒に暮らしたいから」という、私(人間)のエゴである。一方で、もしも猫たちもまた、安心して暮らせる居場所を求めているならば、私がその居場所のひとつになれたら本望だなあ、と思うわけです。類似した理由により、養子縁組や里親にも関心があるのですが、どうやらこちらは配偶者がいないと資格を得られないらしいので断念せざるを得ない。

また、物件探しも苦戦しています。便利さと居住費とのバランス、ペット飼育可能かどうか、全てを併せ持つものって、少しでも悩んでいるうちにすぐ契約されていってしまうんです。何とか今年中に良き場所を見つけたいです。

 

某所で書いた絵馬です。見つけてもソッとしておいてください・・・

 

こんなところでしょうかね。

本年もどうぞよろしくお願い致します!

 

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと